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【セネカの不満】トリビアリズムに陥ること

   

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seneca

ふたたびセネカの話です。トリビアリズムというのは、瑣末な事柄にこだわる態度なんですが、セネカは著書の中で同時代人のこうした風潮を嘆いています。

歴史上の出来事で、あの船の漕ぎ手は何人だったとか、あの呼び名にはこういう由来がある、とかあの戦いで最初に武勲を立てたのはどの将軍だったとか、どうでもいいようなウンチクを語って満足する輩がギリシャの影響を受けてローマにもいる、と。

「今どきの若いもんは・・・」といつの時代も言われることと同じたぐいの話です。ネット上でもトリビア的な話題で盛り上がることがありますよね?趣味系の掲示板ではよく起こることです。

誰かの書き込みの揚げ足をとったり、バカにしたり。こういうのはいつの時代も変わらないんだなあと思うと面白いです。

セネカは「いかに生きるか」以外のことを極力減らして、生きること自体に集中するべきだと説きたかったんですね。セネカの主張はまったく正しいと思うんですが、人間らしい一面だと思うと、どこか微笑ましくもあります。

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