【不思議】なぜジョブズはわかったのだろう?
2006年、スティーブ・ジョブズはブランディングについてこんな言葉を残しています。
“We don’t stand a chance of advertising with features and benefits and RAMs and with charts and comparisons.The only chance we have of communicating is with a feeling.”
「製品の機能や利点、メモリーの容量や性能のチャート、他社製品との比較なんて意味がない。僕らはただ感覚に訴えているのさ」
意訳すればこんな感じでしょうか。
人は製品の機能やスペック、図表なんかじゃ買う気をそそられない。
欲しい気持ちにさせられるのは感覚、感情を動かされた時だけ。
この世の広告の8割は、依然として競合優位性を機能やベネフィット、あるいは価格で訴求してます。それだけ、陥りやすい罠なんですね。
マーケティングを学んでいないジョブズがなぜブランディングの真髄に気づいたんだろう?と思うことがあります。彼が重んじた直感、なのかもしれません。