One Simple Fact

アップルと自己啓発本とクルマのことなど。

*

【深層心理】カリスマを成り立たせるもの

   

Pocket

no2

言わずと知れた織田信長です。群雄割拠の戦国時代に頭角を現し、当時最強の武田騎馬軍団を、海外から輸入した火縄銃で蹴散らし、南蛮の新しい文化に進んで興味を示す。その一方、自らに刃向かう人間や勢力には残忍なまでの仕打ちをする。城を空けた時に宴会をした女中たちを処刑し、比叡山を焼き討ち。自分を暗殺しようとした者は、切れない木製のノコギリで通行人に首を少しずつ斬らせた。秀吉や家康といった有能な武将を部下に従え、跡取りも据えた。そんな絶頂期に明智光秀の謀反に遭い、49歳で死ぬ。

戦国武将、いや日本史上の人物でこれほどキャラクターの立った人物は他にいません。「うつけ者」とバカにされた若者時代から、本能寺で果てるまでの人生はとても興味深いストーリーです。そのストーリー性の高さが、「戦国自衛隊」のようなフィクションを生んだり、「信長の野望」のようなゲームを生んでいるんでしょう。

僕は思うんですが、織田信長のカリスマ性とスティーブ・ジョブズのカリスマ性って根本で相通じている気がします。それは、

・人にどう思われようが気にせず、一直線に自分の思うように生きたい。

という大衆の深層心理を体現した存在だということです。だって、普通はそんなことできないですからね。両親や友だち、学校や職場の人たちなど自分の周りの人たちに嫌われたくないと思うのが普通です。でも、心のどこかで思い通りに生きてみたい、と願っているんじゃないでしょうか。だから、織田信長やスティーブ・ジョブズみたいに他人にどう思われようと自分の信念を貫いて生きて、世の中を変えた人や、もっと身近なレベルでいうと、歯に衣着せぬ毒舌タレントが今ウケているんじゃないですかね?

「人生50年」と信長は言いました。そして、ほぼその通り49歳で生涯を閉じました。「自分は長生きしない気がする」と言ったジョブズも56歳で死にました。人生の短さを意識して思い通りに生きた二人のカリスマは、僕にとってどこか似ています。

Pocket

 - 一般記事