One Simple Fact

アップルと自己啓発本とクルマのことなど。

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運転技術と人生の類似点について、ふと考える

   

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ベルギー、スパ・フランコルシャンサーキット。

ここは、ジム・クラークやアイルトン・セナ、現代ではキミ・ライコネンといった天才ドライバーたちが得意とする、腕と度胸が試されるドライバーズサーキットです。

特に、このオー・ルージュという全開で駆けのぼる地点は、コース攻略の重要ポイントで、速い速度を保つためには、針の穴を通すようなシビアなライン取りが要求されます。

一般に、クルマやバイクのコーナリングは、

・コーナーの出口(脱出)

・コーナーの中間地点

・コーナーの入り口(進入)

の3段階に分けて説明されます。速い速度でコーナーを脱出し、コーナーに続く直線を最大限に速く走るためには、出口の手前である中間地点が、中間地点のコーナリング姿勢とコーナリングスピードを決めるのは、コーナーの入り口です。コーナーを速く抜けられるかは、進入の時点で決まってしまうんですね。これは、バイクで峠道を速く走ると実感できます。コーナリング開始の時点で、進入角と速度、ラインを決定すると、コーナーの途中で大きく変えるのはほとんどできませんし、変えるのは危険でさえあります。

ああ、そうか、と思いました。僕たち人間の行動も同じじゃないか、って。

僕たちは常に、何かの行動を開始する前か、開始したところ、あるいは何かの結果を経験しているわけですよね。望むような結果を得ることをコーナーの脱出とたとえれば、大事なのはその入り口ということです。入り口で適切な進入ができれば、中間地点はスムーズで、最大の成果が得られるというわけです。

自分が何かで成功したいなら、幸せになりたいなら、行動の中間地点でがんばるのは当たり前で、むしろそのスタート時点が大事なんですね。そして、その瞬間は常に今です。僕たちはみな、一人乗りのドライバーかライダーのようなもので、人生をかけて走っているんですから。

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