One Simple Fact

アップルと自己啓発本とクルマのことなど。

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こだわりのダッシュボード

      2015/11/05

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ドイツ車の中で、まだアウディのことを語っていなかったので、今回はアウディのことを書きます。アウディと聞くと、僕は次のようなことを連想します。

・かつて「女子大生のクルマ」と言われていた

・A4という車種から一気にイメージを上げた

・フォーシルバーリングス

・インテリアのセンスがいい

・アウディクワトロ(四輪駆動)がラリーで強かった

・テクノロジードリブン

・メルセデスとも違う、BMWとも違う絶妙なポジション

・非常に都会的

・シルバーが似合う

・オーナーは、きっとアップル製品好き

さて、本題です。アウディのインテリアは非常にセンスが良く、高品質な感じがします。僕は、しばらくジャガーを借りて乗っていたことがあるんですが(自分じゃ買わないです)ジャガーと比べても、より密度が高いです。

A4

インテリアにこだわるということは、顧客を大切にすることと同じことだと思うんですよ。だって、乗っているあいだじゅう目にして、触れるところですからね。簡素なインテリアだっていいんです。スパルタンなスポーツ仕様の車の、余計なものが何もついていないインテリアにそそられることだってあるんですから。要は、オーナーにどんな感情を持ってもらいたいか、ですよね。

で、僕はきっと、アウディはインテリアに相当コストをかけているんだろうな、と思っていたんです。もちろん、それはそうなんですが、一番大事なのはやはりこだわりだったんです。

フェラーリのデザインディレクターを務め、「エンツォ・フェラーリ」をデザインした奥山清行さんの本です。

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この本の中で、奥山さんはこう書いています。ジョンソン・コントロールズというアメリカの会社が、世界中の車のダッシュボードを作っているんだと。大衆車から高級車まで、ここがほとんど作っているんだと。で、素晴らしい質感のアウディのダッシュボードと、ぱっとしないアメリカ車のダッシュボードは、たぶん同じようなコストで作られている、と。

それじゃ何が違うのか。それは、開発者やエンジニアのこだわりだと言います。

「「なんとかもっと隙間を小さくして、角のRを小さくできないか」とギリギリの美を追求しているから、いいものができる」

たかがダッシュボードじゃないんですね。ユーザーが長い時間を過ごす、アウディを体感する場所だからこそこだわるんだと思います。今のアウディが、どこかアップルに似ているのは、そんなこだわりじゃないかって思いますね。

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