One Simple Fact

アップルと自己啓発本とクルマのことなど。

*

自信家で気弱、大胆で繊細、優秀でも評価されず

      2015/10/21

Pocket

img_0

「ハラスメント」という概念があります。

性的な「セクシャル・ハラスメント」

地位や権力を過剰に行使する「パワー・ハラスメント」

相手の自尊心を奪うほどの理不尽な仕打ち「モラル・ハラスメント」

他にもいろいろなハラスメントがあるでしょう。

今回は、ちょっとデリケートな話です。

ものづくりの世界は、昔から独特の職人の世界でした。師匠が弟子をとり、弟子は師匠のもとで懸命に技をみがく。丁寧に教えてくれるなんてことは期待できず、一挙手一投足を目に焼き付けて技を盗む。料理人もそうだし、大工や噺家の世界もそうです。厳しい修行で根性を鍛え、へこたれない精神力を養う。

広告の世界でも、カメラマンなんかは徒弟制度の最たるものでした。撮影をしていると、お弟子さんはまさに師匠の下僕です。ちょっとでもミスをすると悪しざまに罵倒される。立ち会っているこちらがハラハラするくらいです。でも、そうやってみんな一人前になっていったんですね。

いつの間にか時代は変わりました。メンタルヘルスの大切さが一般に認識されるようになり、厳しい職場は場合によってはブラックな職場として批判されます。360度全方位からのクレームを恐れて、企業や団体は、事なかれ主義に変わっていきました。

かつて一緒に仕事をしたクリエイターは、タイトルの通り、多くの相反する性質を持った人でした。お互い譲れない事には、胸ぐらをつかむ勢いで議論をしました。それでもいい思い出があります。時代が変わったというのは安易な割り切りですが、強い個性を持った人たちが仲間からいなくなるのは寂しいですね。

追伸

別の見方をすれば、自分の居場所がないなら、自分で作ればいいんですよね。僕は、仲間の再出発を期待したいと思います。

Pocket

 - 一般記事