One Simple Fact

アップルと自己啓発本とクルマのことなど。

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Think different.ふたたび

      2015/10/14

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ここ最近のアップルを見ていると、何かおかしいな、と思うことがいくつかあります。

まずApple Watchです。いろいろ調べて、アップルストアに行って確かめてみましたが、今ひとつ欲しいと思いませんでした。

「Apple Watchって、一言で言うと何なの?」という問いに、はっきり答えられる人は少ないと思います。バリエーションも多様すぎて、何が何だかわからないんですよね。グレードが3種類あるところまではいいんですが、バンドの組み合わせも含めれば、順列組み合わせでいったい何種類あるんでしょう(笑)

それからMacBook(カッコイイですよね)てっきり僕は、MacBook Airに代わる新しいノートだと思っていましたが、違うんですよね。別の商品ラインになっています。もしジョブズが生きていたら、薄型のノートを2種類なんて作らせなかったに違いありません。「1種類で十分だろう」って。

それから、ジョブズがアップルに復帰して以来起用してきた、TBWA/シャイアット/デイとの契約を見直していることも気がかりです。

http://www.business-i.co.jp/featured_newsDetail.php?5860

日本でもかつて、資生堂や松下電器など、広告を社内で制作して、素晴らしい広告を世に送っている会社がありました。でも、現代の広告代理店は、ただ広告を作るだけでなく、外部の目で広告主と競合などを俯瞰してコンサルティングできるかというところも重要なんです。

iPhone4のアンテナゲート(持ち方によって通話が不安定になった問題)でも、ジョブズが助言を求めたのは社外の専門家でした。広報のプロ、レジス・マッケンナとTBWAのリー・クロウたちでした。内部の人間には感じ取れない何かを、外部の人間は感じられるんです。

他にも、長年敵視していたIBMとは、法人向けの事業開発で提携を結びましたし、電器自動車の開発をしていることは公然の秘密になっています。「簡潔と集中」がモットーだったアップルは、どうなろうとしているのでしょう?

ジョブズは亡くなる前、「「スティーブだったらどうしただろう?」とは考えるな。自分が正しいと思うことをしろ」」と言ったと言います。それはそうなんですが、アップルが何のための会社で、何をしようとしているのかをふたたび世界に告げるべきではないかと思います。

伝説のThink different.から18年。僕はまたあんな広告が見たいと思うんですよね。

 

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