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目的ということ

      2015/10/13

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大学を卒業して、広告代理店に入社した頃、毎日無我夢中で働きました。朝9時に始まって、終電で帰れればホントにいい方。その頃は、タクシーで帰っても経費で精算できたので、タクシーを使ってフラフラで帰宅することの方が多かったです。

自動車会社を担当していて、車が好きな自分としては天職のように感じていました。でも、仕事そのものは甘くありません(笑)

一番大変だったのは、1ヶ月で5台の新型車がデビューするという時。同期の同僚と毎晩徹夜が続きました。合コンのお誘いがあっても行けないんです。19時スタートなんて、ありえない世界でした(笑)

その当時頭の中にあったのは、先輩が言ったこんな言葉でした。

「仕事ができない、カッコ悪い大人にはなりたくないよな」

この言葉は、その時の僕にとても沁み渡りました。大学を出たばかりの自分が、目指すべき目標に思えたんですね。実際、今でも貴重なアドバイスだったと思います。早く仕事を学びたい、一人前になりたい。そう思って、来る日も来る日も頑張りました。

下っ端なので、山のように仕事を振られます。どうやったらうまくこなせるかを考えないととても回せません。死ぬほど大変でしたが、今思えば、仕事を覚える上で最高の環境だったかもしれません。

その頃学んだことが一つあります。「この仕事の目的はなんだ?」と考えることです。何が達成できればこの仕事はOKなのか?何が達成できなければ、依頼主は怒るのか?それを見極めることが大切だと気付いたんです。

それからは、強気で頑張れました。仕事を依頼してくる人たちに、「この仕事の目的はこういうことでいいですか?」と必ず質問するようになりました。そうすると、不思議なことに、依頼主がひるむんですね。なぜなら、多くの人は、仕事を依頼する時に深く考えないことが多いからです。

仕事とは、ある目的を達成すること。このシンプルな考え方で、考えるクセがついたことは収穫でした。逆に言えば、どんなにいい解決策に思えても、目的が満たされていなければ、その仕事は未完なんですね。いろいろな仕事観があると思いますし、仕事のやり方は人それぞれでしょうが、一番根本的な問いは、「その仕事の目的は何か?」だと思います。

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