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アップルと自己啓発本とクルマのことなど。

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枠と箱

      2015/10/21

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僕たちは、さまざまな情報に知らないうちに影響を受けています。朝から晩まで、いろいろな場面で無意識に多くの情報が頭の中に入ってきます。それこそ僕のいる広告業界は、コミュニケーションの対象に対して頻繁にリーチし、クライアント企業のメッセージを伝えようと日々活動しています。

毎日報道されるニュースも、メディアのバイアスが微妙にかかるので、個人の意見に大きな影響を与えます。自分の考えや判断だと思っていても、本当のところは誰かの受け売りだったりしますからね。

そんなふうに、僕たちの価値観は常に大量の情報にさらされていて、いつの間にか目に見えない「枠」ができあがっていきます。個人個人で違いはあるものの、誰もがこの「枠」を通して世の中を見ています。

この「枠」が似ていれば共感しあうことが簡単ですし、仲良くなれます。反対にこの「枠」がまるで違う場合、共通点がなくて反発したり警戒したりします。異文化間で起こる衝突がいい例ですよね。

自分の持つ「枠」を一度取り外して横に置いて見てみると、もっと自由に考えられるかもしれません。

 

スティーブ・ジョブズが1994年のインタビューでこんなことを言っています。「我々は、大人になると世の中はしょせんこういうもので、人生とはその中で生きていくことなのだと教えられる。でもそういう考え方は、とても狭苦しくて限界がある。自分は自分の人生を変えられる、影響を与えられる。自分が思う姿に作り上げられるということを理解することが、最も重要なことなのだ」と。

ティム・クックも最近のインタビューで、「スティーブは多くの人が箱の中で生きていると感じていた」と話し、そうした限定された考え方を否定していたと語ったそうです。

アウト・オブ・ボックス。箱の外へ出よ。これはスティーブ・ジョブズのメッセージの中で、僕が心を動かされるものの一つです。

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